コイヤの名前の由来

その名は<コイヤ>!
してその名の由来は?

気になる。 
やっぱり気になる。
ど〜〜〜しても気になる。

<コイヤ>。

その名前の由来がッ!

そうなんです。
<コイヤ>という名前の由来、
その名前が生まれた経緯のことが、 
どうしても頭から離れなくなってしまったんです。

<コイヤ>は、けっして大げさではなく、
きわめて大きな理想を持って未来を見据えたプロジェクトです。

何かモノを選ぶ時の判断基準が、
簡単、便利、コスパばかりになってしまった弊害に目を向け、
効率化、均一化を追い求めるあまり
失ってきた大切な何かを取り戻そうと立ち上げられた活動です。

その名前が、<コイヤ>です。
うーん、<コイヤ>。その名には、きっと、
限りなく深〜い意味が込められているに違いない。

あれこれ想像を巡らせるほどに、
よく分からん! これはいかん! とノイローゼ気味になったワタシは、
コトの真相を探るべく、武蔵野美術大学造形構想学部教授、
若杉浩一氏の元を訪ねることにしたのでした。

若杉浩一教授。<コイヤ>の言い出しっ屁、
あ、いや、屁とは失礼、<コイヤ>の発起人であり、
<コイヤ>の活動を率いるクリエイティブ・デイレクターであり、
しかもどうやら、名うての変態! らしいです……

というワケで…… 
ワタシ、おそるおそる……

ワタシ(以下・ワ):
若杉教授。本日はお忙しい中、
お時間をいただきありがとうございます。
早速なのですが、<コイヤ>という名前の由来について、
お伺いしたいと思いまして……

若杉浩一教授(以下・若): 
……………

ワ:
あの〜、若杉教授? え〜〜、
<コイヤ>という名前の由来についてなんですが……

若:
…………聞きますか……それを聞きますか……
聞きたいですか…どうしても…

ワ:
はい、気になるものですから……

若:
ならば、しょうがない。話しますか……バカですよぉ………

ワ:
あ、はい。あの、そもそもワタシ、
コイヤの、そのコイとヤの組み合わせが、どうもその
コイの反対語である、イケ、と……

若:
おいおい、ワ! 先走るな。それが人の話を聞く態度か!

ワ:
(ヒェ〜〜〜)す、すみません。黙って聞きます。

若:
じゃあ、話しましょう。ちょっと長くなるけど。

ここ数十年、日本の森は疲弊しまくってます。
悲劇的な状況です。 
森は、水や土や木や生き物や作物の源で、
ひいては、その土地土地の文化の源でもあります。
その森が、悲し〜いことになっているから、地方も疲弊している。
ところが、そんなこと気にしない人が
少なくないんですよ。気にしなくても便利な社会で
不自由なく生きていけるから。

でもですよ、その一方で、このままではダメだと
気づいている人たちもいるワケです。
全国に、散らばって。特に木に関わって生きている人たち。

そこで、九州のそんな人たちと、
北海道のそんな人たちと、東北とか、その他
いろいろなところの、そんな人たちを繋げたいと思って、
紹介しまくってましたぁ。

それで、4年くらい前か、
北海道の森町、函館から40㎞くらい北に行ったところの
人を交えて、九州を案内したんです。

さあ、一行を乗せた車が、
自分の地元、熊本に入ってとある国道を走っている時、
ある大規模な建物が見えました。

イ○ア。

それを見て思うワケです。そうか、熊本にまで来たか。

勘違いしないでくださいよ。
ここは、はっきり言っておかなくちゃいけないところです。
イ○アがダメだとかじゃないんです。
イ○アはインターナショナルな素晴らしい企業です。

でも。でも、です。九州には、伝統的に
木工やデザインで名を馳せるところがいっぱいあるんです。
資材にも技術にも恵まれたところがいっぱいあるんです。

なのに、なんで? なんでイ○アで
家具ば買わんといかんと?

あ、つい九州弁になってしまいました。すみません。

それに、イ○アって…イ○アって……
イケ? それをいうなら、イケ!じゃなくて、コイ!だろう!
こっちに誘うコイ!だろう、と思って、思ったまんま発言したら、
車内にいた一同、大爆笑、どははははは……!
これは受けたばい!!ということで、<コイヤ>で決定と……

ワ:
(まさかの……まさか、そんなことじゃないよなって思っていた、
イ○ア連想だった………)

若:
あれ。ワ! なんかバカにしてるだろう!

ワ:
あ、いえ、そんなんことはないです。

若:
実は、<コイヤ>の名前の由来には、別の説もあります。

ワ:
え! それは?

若:
九州の人たちを東北・北海道に案内していた時に、
たまたま「鯉や」という看板を見てそれで良いんじゃないか、という……
もっとバカ……あははははは!

ワ:
……………

若:
<コイヤ>の名前の由来は、ただのダジャレかもしれない。
けど、初っ端、いちばん最初、何かを動かす時にですよ、
一緒に何かを動かしていける、動かしていこうという仲間に受ける!
それは、起爆剤としてものすごく大事だと思ってるんですよ。
深いところでみんな悩んで考えてるから、きっかけは、ドッ! と動かす何か。
<コイヤ>っていう一種の冗談も、その一つなんだよね。

最後に、
ものすごくデカイことを言います。
言っていいですか。

数十年後、百年後、日本のどこか、
その地域に生きている人たちに、
「あ〜、あの時、なんだか得体の知れない人たちが
<コイヤ>という活動をはじめてくれて良かった!」と思ってもらえるような何かを、
<コイヤ>は残していきたいと思っているんですよ。

ここ数十年、日本の森は疲弊しまくってます。
悲劇的な状況です。 
森は、水や土や木や生き物や作物の源で、
ひいては、その土地土地の文化の源でもあります。
その森が、悲し〜いことになっているから、地方も疲弊している。
ところが、そんなこと気にしない人が少なくないんですよ。気にしなくても便利な社会で不自由なく生きていけるから。

でもですよ、その一方で、このままではダメだと
気づいている人たちもいるワケです。
全国に、散らばって。特に木に関わって生きている人たち。

そこで、九州のそんな人たちと、北海道のそんな人たちと、東北とか、その他いろいろなところの、そんな人たちを繋げたいと思って、紹介しまくってましたぁ。

それで、4年くらい前か、北海道の森町、函館から40㎞くらい北に行ったところの人を交えて、九州を案内したんです。

さあ、一行を乗せた車が、自分の地元、熊本に入ってとある国道を走っている時、ある大規模な建物が見えました。

イ○ア。

それを見て思うワケです。そうか、熊本にまで来たか。

勘違いしないでくださいよ。
ここは、はっきり言っておかなくちゃいけないところです。イ○アがダメだとかじゃないんです。イ○アはインターナショナルな素晴らしい企業です。

でも。でも、です。九州には、伝統的に木工やデザインで名を馳せるところがいっぱいあるんです。資材にも技術にも恵まれたところがいっぱいあるんです。

なのに、なんで? なんでイ○アで家具ば買わんといかんと?

あ、つい九州弁になってしまいました。すみません。

それに、イ○アって…イ○アって……
イケ? それをいうなら、イケ!じゃなくて、コイ!だろう!こっちに誘うコイ!だろう、と思って、思ったまんま発言したら、車内にいた一同、大爆笑、どははははは……!これは受けたばい!!ということで、<コイヤ>で決定と……

ワ:
(まさかの……まさか、そんなことじゃないよなって思っていた、
イ○ア連想だった………)

若:
あれ。ワ! なんかバカにしてるだろう!

ワ:
あ、いえ、そんなんことはないです。

若:
実は、<コイヤ>の名前の由来には、別の説もあります。

ワ:
え! それは?

若:
九州の人たちを東北・北海道に案内していた時に、たまたま「鯉や」という看板を見てそれで良いんじゃないか、という……
もっとバカ……あははははは!

ワ:
……………

若:
<コイヤ>の名前の由来は、ただのダジャレかもしれない。けど、初っ端、いちばん最初、何かを動かす時にですよ、一緒に何かを動かしていける、動かしていこうという仲間に受ける!それは、起爆剤としてものすごく大事だと思ってるんですよ。深いところでみんな悩んで考えてるから、きっかけは、ドッ! と動かす何か。<コイヤ>っていう一種の冗談も、その一つなんだよね。

最後に、ものすごくデカイことを言います。
言っていいですか。

数十年後、百年後、日本のどこか、その地域に生きている人たちに、「あ〜、あの時、なんだか得体の知れない人たちが<コイヤ>という活動をはじめてくれて良かった!」と思ってもらえるような何かを、<コイヤ>は残していきたいと思っているんですよ。

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