コイヤノモノたち

テーブル チェア/スツール/ベンチ  デイベッド

テーブル
チェア/スツール/ベンチ
デイベッド

デザイン

込めた思い

天草には、豊かな林産資源があります。先人達の努力がもたらしてくれた、沢山の立派な杉や檜です。
そして何より天草には、天草の教会や長崎の洋館を作った、優れた建築・土木職人の技術があります。
今も残るその建築物を見てみると、びっくりするくらいの豊かな素材を使って、
びっくりするくらいの繊細で丁寧な仕事をしています。
身近に、こんなに素晴らしい素材があり、技術があり、人がいる。
なのに貴重な地域の資産がずるずると工業製品に置き変わっていくのは残念でたまりません。
だから僕は、天草でモノづくりを始めました。 

天草には、松下秋夫くんが主宰する<Propeller・プロペラ>という工房があって、
建具をルーツに、とっても良い家具を沢山作っていました。
木工に金物を組み合わせる巧みな技法、発想にも素晴らしいものがあります。
だから僕は、彼とモノづくりを始めました。
創作の過程は、まるでジャムセッションのように楽しい時間でした。
プロペラには量産工場にあるような設備はありませんが、
彼の知恵とセンスで驚くような素晴らしいモノが出来上がるのです。

デザインの原点にしたのは、何が売れるか?ではなく、何が欲しいか?
そう考えて、天草の風景に溶け込み、スタイルや素材に拘らず、おおらかで、繊細で、
素朴で、モダンで、懐かしくて、新しい、そんなモノにしたいと思いました。
座面マットの張りは天草では難しいので、東京の<イヨべ工芸社>にお願いしました。小さい地域の
大切なものを、みんなで支え、守り、伝えるための依頼を、快く引き受けてくれました。

天草には、豊かな林産資源があります。先人達の努力がもたらしてくれた、沢山の立派な杉や檜です。そして何より天草には、天草の教会や長崎の洋館を作った、優れた建築・土木職人の技術があります。

今も残るその建築物を見てみると、びっくりするくらいの豊かな素材を使って、びっくりするくらいの繊細で丁寧な仕事をしています。身近に、こんなに素晴らしい素材があり、技術があり、人がいる。なのに貴重な地域の資産がずるずると工業製品に置き変わっていくのは残念でたまりません。

だから僕は、天草でモノづくりを始めました。 

天草には、松下秋夫くんが主宰する<Propeller・プロペラ>という工房があって、建具をルーツに、とっても良い家具を沢山作っていました。木工に金物を組み合わせる巧みな技法、発想にも素晴らしいものがあります。だから僕は、彼とモノづくりを始めました。

創作の過程は、まるでジャムセッションのように楽しい時間でした。プロペラには量産工場にあるような設備はありませんが、彼の知恵とセンスで驚くような素晴らしいモノが出来上がるのです。

デザインの原点にしたのは、何が売れるか?ではなく、何が欲しいか?そう考えて、天草の風景に溶け込み、スタイルや素材に拘らず、おおらかで、繊細で、素朴で、モダンで、懐かしくて、新しい、そんなモノにしたいと思いました。座面マットの張りは天草では難しいので、東京の<イヨべ工芸社>にお願いしました。小さい地域の大切なものを、みんなで支え、守り、伝えるための依頼を、快く引き受けてくれました。

製作

込めた思い

建具屋さん家具屋さんでは、輸入された木材を使用するのが一般的だと思います。
私の木工所でも、ほとんどの木材を輸入材に頼っておりました。 
しかし、わざわざ外国から高い輸送費をかけ、立っている姿も見たことのない木を使うことに
疑問を抱くようになり、国産材で家具を作ってみたい。出来れば天草産材で! と思うようになりました。
天草には森林資源が豊富にあって、植林された檜がちょうど使うのに良い時期を迎えている
ことを知り、ぜひ天草の資源である檜を使った家具を作ろうと思いました。

どうせやるなら新しくてカッコいいデザインのものを作りたいと思うのですが
檜というと、どうしても「檜風呂」などの和のイメージが付きまといます。
どうしたものか思案していたちょうどその時、若杉さんにデザインをしていただけることになりました。
いただいたデザインはどれも、良い意味で檜のイメージを壊しながらも
檜の表情を生かした、新しくも温かいものでした。
そんな素晴らしいデザインと天草の檜で、生活の中に溶け込み、心地よくなるような家具を
ひとつひとつ木と向き合いながら製作いたしております。

日々の暮らしの中で愛着を持って一緒に成長していけるような家具。
天草の地で時間をかけて育ってきた木。形をかえても生き続けてほしい。
そんな願いも込めて。

建具屋さん家具屋さんでは、輸入された木材を使用するのが一般的だと思います。私の木工所でも、ほとんどの木材を輸入材に頼っておりました。しかし、わざわざ外国から高い輸送費をかけ、立っている姿も見たことのない木を使うことに疑問を抱くようになり、国産材で家具を作ってみたい。出来れば天草産材で! と思うようになりました。

天草には森林資源が豊富にあって、植林された檜がちょうど使うのに良い時期を迎えていることを知り、ぜひ天草の資源である檜を使った家具を作ろうと思いました。

どうせやるなら新しくてカッコいいデザインのものを作りたいと思うのですが檜というと、どうしても「檜風呂」などの和のイメージが付きまといます。どうしたものか思案していたちょうどその時、若杉さんにデザインをしていただけることになりました。

いただいたデザインはどれも、良い意味で檜のイメージを壊しながらも檜の表情を生かした、新しくも温かいものでした。そんな素晴らしいデザインと天草の檜で、生活の中に溶け込み、心地よくなるような家具をひとつひとつ木と向き合いながら製作いたしております。

日々の暮らしの中で愛着を持って一緒に成長していけるような家具。天草の地で時間をかけて育ってきた木。形をかえても生き続けてほしい。
そんな願いも込めて。

テーブル チェア/スツール/ベンチ デイベッド

なりたち
テーブル
チェア/スツール/ベンチ
デイベッド

なりたち

天草のヒノキの無垢材を使ったシリーズです。脚はスチールの無垢材です。 
しっかりしたボリュームの素材を使いながら、繊細に軽く見せるために
エッジの処理や、脚の線材の処理に工夫を凝らしています。
傷がついても、変色しても、時間が経てば経つほど、それが味わいに変化していきます。
人と共に成長して、味を増して、記憶を宿していく。そんな時間のデザインが、このシリーズに込めた思いです。
テーブル、チェア/スツール/ベンチ、デイベッド。ひとつひとつに、その思いは込められています。
いくつかをセットにして取り揃えてもらえれば、統一感という意味でも、
より良い雰囲気を空間に醸し出してくれると思います。
でも、このシリーズのモノたちは、たとえひとつでも、静かに確かに、
時とともに何か大切な存在になってくれると思います。

天草のヒノキの無垢材を使ったシリーズです。脚はスチールの無垢材です。しっかりしたボリュームの素材を使いながら、繊細に軽く見せるために
エッジの処理や、脚の線材の処理に工夫を凝らしています。

傷がついても、変色しても、時間が経てば経つほど、それが味わいに変化していきます。人と共に成長して、味を増して、記憶を宿していく。そんな時間のデザインが、このシリーズに込めた思いです。

テーブル、チェア/スツール/ベンチ、デイベッド。ひとつひとつに、その思いは込められています。いくつかをセットにして取り揃えてもらえれば、統一感という意味でも、より良い雰囲気を空間に醸し出してくれると思います。

でも、このシリーズのモノたちは、たとえひとつでも、静かに確かに、時とともに何か大切な存在になってくれると思います。

テーブル

チェア

スツール

ベンチ

デイベッド

製品仕様

天板:天草ヒノキ無垢材接ぎ合わせ・水性ウレタン塗装 
脚:スチールロッド13mm塗装仕上げ
税込価格:テーブル(大)76,780円、テーブル(小)59,730円、チェア 36,080円、スツール 14,630円、ベンチ 24,200円、デイベッド 151,800円

テーブル・大
テーブル・小
デイベッド
ベンチ

デザイナーの紹介

武蔵野美術大学造形構想学部 教授

若杉 浩一

プロダクトデザイナー。九州芸術工科大学(現・九州大学芸術工学部)卒業後、内田洋行に入社。内田洋行のデザインディビジョンであるパワープレイス株式会社において<リレーションデザインセンター>を設立。2004年、戦後の植林で杉だらけになってしまった日本の山林の有効活用を推進する<日本全国スギダラケ倶楽部>を南雲勝志氏と立ち上げる。2019年3月、パワープレイス退社。同年4月より現職。

メーカーの紹介

熊本県

Propeller 松下秋夫

熊本県・天草に工房を構える松下木工所の2代目。建築業界中心の建具屋を営む傍ら、よりお客様に寄り添ったスタイルでオーダーメイドの家具や建具を製作する<Propeller>を始動。木工に鉄工を絡めたユニークなデザインを提案している。工房に隣接する<Propeller Plate lunch & cafe>では、海を眺め心地よい空間で、地元産の食材を使った料理が楽しめる。

この商品のお問い合わせ

    お問い合わせのメーカー(返信はメーカーより直接届きます)
    Propeller

    このフォームのタイトルが、
    【ご注文】ではなく、【お問い合わせ】になっているのには理由があります。 

    コイヤノモノは、たとえ同じデザインのモノでも、
    複数のメーカーが、メーカーごとの素材で製造するケースがあります。
    モノによってはさまざまなオプションがあることも、フルオーダーでお応えすることもあります。

    ですから、興味・関心を持っていただいたモノがあれば、
    まずは、お問い合わせをいただきたいと思います。

    【お問い合わせ内容】欄にご記入いただく内容は、
    「興味あり」、「もっと詳しく知りたい」、その他どんなことでもかまいません。

    いただいたお問い合わせは、メーカーならびにコイヤ事務局に届くシステムになっており、
    メーカーからご返信を差し上げます。

    お問い合わせからご注文の確定にいたる、
    ちょっと面倒かもしれない過程をお楽しみいただきたいと思います。

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