ベッドに求められる機能にフォーカスした、
ミニマルなデザインを目指しました……
ば! こらでけん!! なんば言いよっとだろか!!! そぎゃんこつじゃなか!!!!*
(*うわ〜!これはダメだ!! なにを言っているんだ!!! そういうことではない!!!!)
申し訳ありません。つい、もっともらしい、
ありがちな説明から入ってしまいそうになりました。軌道修正します。
シンプルでミニマルなデザイン。それはそうなのですが、
このベッドのデザインの最も重要な部分は別のところにあります。
デザインありきでデザインしたものではありません。
デザインありきで素材を求めたものでもありません。
その地域で育った木を有効に活用する。
その地域で地元の木を取り扱っている人たちを応援する。そうすることで
その地域で継続的に木を育てる機会を生み出す。
そんな一連の流れをデザインすることに、このベッドのデザインの根幹があります。
ですから部材には建材を選びました。
各地の製材所はほぼ全て建材を作っているからです。
その素材を別のカタチで活かすことをまず考える。
そうしてコイヤのベッドが出来上がりました。
結果としてシンプルでミニマルなデザインになりました。
スギの香りもデザインの一部です。
*熊本・天草の出身なものですから、感情的な想いは、つい熊本弁になってしまいます。失礼しました。